WEBサイトの集客においてたくさんの横文字や難しい言葉が出てきますよね。
たとえば、「SEO対策」と「リスティング広告」です。
後者の「リスティング広告」について言えば、
時には「PPC広告」と表示されていたりします。
おそらく多くの人は、「検索の際に表示される広告」を指して、
リスティング広告もしくはPPC広告と言っているでしょう。
でも実は、この2つには違いがあるのです。知ってました?w
あなたはリスティング広告とPPC広告の違い、説明できますか?
1.リスティング広告とPPC広告の定義
1−1 リスティング広告の定義
IT用語辞典によると、リスティング広告の定義は以下となっています。
リスティング広告 【 listing advertisement 】 検索連動型広告
リスティング広告とは、検索エンジンなどの検索結果ページに掲載される広告。
特に、検索語と関連性の高い広告を選択して表示する広告。検索結果の表示に合わせ、テキスト広告となっていることが多い。広告主は掲載したい広告内容と共に、掲載したい検索語を指定する。
検索エンジンの利用者がそのキーワードで検索すると、結果を表示するページの一部に当該広告が表示される。
掲載希望が多いキーワードでは表示枠のオークションが行われ、高い掲載単価を提示した広告主の広告が優先的に表示される。
上記にあるようにリスティング広告とは、検索結果ページに掲載される広告です。
特に、検索語と関連性の高い広告を選択して表示するので、検索連動型広告とも呼ばれます。
検索結果が表示されると、その横にテキスト広告として表示されるものが一般的です。
広告主は、広告クリエイティブとともに、検索のためのキーワードを設定します。
ユーザーがそのキーワードで検索すると、検索結果とともにその広告が表示される仕組みです。
掲載希望が多い人気のキーワードでは表示枠のオークションが行われ、
より高い掲載単価を提示した広告主の広告が優先的に表示されるようになります。
1−2 PPC広告の定義
一方、PPC広告の定義は以下の通りです。
クリック保証型広告 【 click guaranteed advertisement 】 クリック課金型広告
PPC広告 / Pay Per Click advertisement / ペイパークリック型広告
クリック保証型広告とは、インターネット広告の課金方式の一つ。広告となる文章や画像などに
広告主が提供するWebサイトへのリンクを設定しておき、リンクが一定回数クリックされるまで広告掲載を行う方式。契約期間中にクリック回数が予定数に満たない場合は掲載期間を延長する。広告の露出回数に応じて課金を行う
「インプレッション保証型広告」に比べて、費用対効果がより明快なのが特長。個人サイトに配信を行う広告サービスは
クリック保証型の料金体系を採用していることが多い。ただし、バナー広告のデザインが悪い場合や、
そもそも広告内容の商品やサービスに魅力がない場合でも、媒体が一方的にリスクを負担しなくてはならないという問題点がある。
インターネット広告の課金方式のひとつで、クリック課金型広告・クリック保証型広告とも呼ばれます。
広告となる文章や画像に広告主が提供するWebサイトへのリンクを設定します。
リンクが一定回数クリックされるまで広告は掲載され、契約期間に予定の上限に満たない場合は、
掲載期間を延長することができます。広告が表示された回数に応じて課金される「インプレッション保証型広告」に比べ、
費用対効果がわかりやすいのが特徴です。
個人サイトへの広告サービスは、こちらを多く採用していますが、
バナー広告のデザインや内容自体に魅力がなかったりする場合でも、
媒体が一方的にリスクを負担しなければならないという問題点があります。
2.検索語と広告表示の関連性に違いがあった!
ざっと読んで、両者の違いに気づきましたか?
リスティング広告とPPC広告の大きな違いは、
「検索語と関連性の高い広告を選択して表示する広告」という部分にあります。
リスティング広告は、商材に関連性のあるキーワードが検索された際に広告を表示するので、
コンバージョン(成約)率が高くなります。
一方、PPC広告は1クリックあたりの単価を安くして膨大な数のクリック数を稼ぎ、
コンバージョンさせていくという手法です。「面」を押さえるというとわかりやすいでしょうか。
もっと広く言えば、PPC広告の中の一種類として、リスティング広告が含まれているイメージです。
現在のインターネット広告はこれらの境目がなくなりつつある!?
ここまで違いについて話してきておきながらあれですが、、
正直なところリスティング広告もPPC広告といって差し支えないです。
オークションによって単価が決定し、クリックされたらいくら払うという形式です。
PPC広告を扱う媒体によって少し形は違いますが、
かなり複合的に絡み合った条件付けができたり、テクノロジーの進化によってパーソナライズされた
One to Oneマーケティングができるようになりました。
つまり、
あなたが気付いていないうちに購買情報データはGoogleやFacebookでマージされ
あなたの興味関心に合わせた広告が流されていると思っても差し支え無いです。
逆に言えば、
あなたがこうしたアドテクノロジーを知れば、
もっとユーザに適した効果的な広告展開ができて
収益性が高まるということです。
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