Googleの検索結果は、もはや情報化社会における世界的な権威になっています。
WEBマーケティングを行ううえで重要な「リスティング広告」から、
とくにGoogleに広告を掲載するためのツール「Google AdWords(アドワーズ)」について説明します。
Googleの検索上位に広告を載せる効果
日本では現在、PCでは月間およそ2800万人、スマホなどのスマートデバイスでは
およそ4100万人がGoogle関連サービスを使用している、という調査結果があります。
ネット検索することを「ググる」と呼ぶスラングがありますが、
実は英語でも「Google」はそのまま検索を意味する動詞として使用されています。
日本語における「ググれ!」は英語で「Google it!」です。
以上から、検索上位にサイトを表示させることや目立つ位置に広告を載せることが、
広報活動として重要であることが分かります。
Google AdWordsとは
Googleの検索を行うと、検索結果の最上位に「広告」とタグのついたリンクが表示されます。
これが検索キーワードに対応したリスティング広告です。
例えば、「引越し 見積もり」で検索をすると、
検索結果の冒頭に一括見積もりサイトの広告が4~5つほど出てきます。
このように、Googleの検索結果に広告を載せるためのツールがGoogle AdWordsです。
Google AdWordsの利用方法
Googleにリスティング広告を掲載するには、以下の手順で手続きを行います
===
1.Googleアカウントを作成する
2.Googleアカウントにログインする
3.キーワードプランナーで検索キーワードの需要や競合性を調査する
4.入札を行い、リスティング広告の掲載をコントロールする
5.リスティング広告がクリックされた回数×入札したクリック単価の金額をGoogleに支払う
===
Google AdWordsは無料で使用できます。
アカウント作成の際にはメールアドレスを登録する必要があります。
Google AdWordsを使用するための専用Gmailを同時に取得することも、
Gmail以外の既存のメールアドレスを登録することも可能です。
アカウントの登録後、Google AdWordsにログインし、
「運用ツール」タグから「キーワードプランナー」を選択します。
例えばキーワードプランナーで「引越し 見積もり」について調べると、
月間平均で5万回、関連キーワードを含めると、
3月には100万回以上検索されるビッグワードであることが解ります。
競合性が高いため、クリック単価も高額になります。
このタイミングでの単価にはなりますが「引越し 見積もり」の場合、
推奨される入札金額は640円です。
キーワードの入念なリサーチと計画的な入札がカギ
競合性の高すぎるキーワードはクリック単価が上がります。
一般的で曖昧な単語であるほど検索数が増え、
クリック単価も上がる傾向にあります(例えば「ダイエット」など)。
曖昧で競合性の高い単語に高単価な入札を行い、
潜在的な顧客とは違うユーザにクリックされることで広告費がムダに使われるのは避けたいところです。
自社の製品やサービスを求めるユーザがどのようなキーワードで検索をしてくるか、
ターゲットを見抜き、「隠れたお宝キーワード」を見つけることが、キーワードリサーチのカギになります。
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